【2018年トレ球事情】ワールドコネクトの登場で激変するかもしれないトレ球の状況
学生さんやガチクラブの練習に欠かせない「トレ球」。
プラ切り替え後のトレ球事情は本当にひどかった。
まさに高かろう悪かろう。
そして2018年現在。
ようやくトレ球の状況も好転してきた感じがあります。
現在のトレ球事情をまとめてみました。
注目は何と言ってもワールドコネクトです。
トレ球名 | 1球あたりの定価 | 質 |
---|---|---|
ワールドコネクト | 50円 | A- |
ニッタク Jトップ | 100円 | A+ |
TSP CP40+ | 65円 | B- |
※価格は10ダース、あるいは100球定価から算出。税抜。
台風の目となりそうな「ワールドコネクト」
まだ一般発売はしていないトレ球で、本当はこの記事の最後に取り上げる予定でしたが…。
このトレ球がもしかしたら今後主流になるかもしれないので最初に持ってきました。
ドニックの日本代理店が新しく2018年から取り扱うようになった、中国のメーカー「ワールドコネクト」。
ここのトレ球が凄いと多方面で話題になってます。
展示会〜ドニック編〜 | 卓球王国BLOG | 台隅をつつけ! | ゆう
ABS樹脂を使ったニッタク系のボールです。
硬めで台についた時のブレが少ない。
Jトップにすごく似ていて、若干ボールの重量があるかなと感じるくらい。打ち合いはズシッときます。
でもボールが肉厚なので、本当にぶれない。トレ球としての性能ではJトップに次ぐレベルです。なにより、価格!
100球5000円、つまり1球50円
これは超期待ですよ!
どこの卓球ショップのブログでもかなり絶賛されてる。
「Jトップには及ばないけど、そこまで遜色なくて、CP+40よりは明らかにいい」って評価が多いです。
本当にいいみたいです。
ニッタク系ABS樹脂で50円は凄すぎる。
実売だと40円程度でしょうか。
いつ頃に一般発売するんでしょうか?
公立中学卓球の顧問の先生にとっては救世主的な存在です。
もう部費のやりくりで悩む必要はなくなりそう。
トレ球の王様「ニッタク ジャパントップ トレ球」
通称Jトップ。
ニッタクの3スターと打感が似ていて、精度もかなりいいトレ球です。
一般的な中級レベルだと、1球練習でも全然使えるんじゃないでしょうか。
その分高い。
10ダースだと1球100円(税抜)。
普通の公立中学校の部活ではなかなか使えません。
価格破壊の先陣を切った「TSP CP40+トレーニングボール」
こっちでも書いたTSPのトレ球。
pingpong.hatenadiary.jp
10ダースで1球65円(税抜)。
元々はもっと高かったんですが、2018年2月の価格改定でかなり安くなってきました。
品質的にはJトップよりは落ちます。
1球練習は嫌。
それでも昔の中国製TSPプラトレ球に比べればだいぶいい。
ニッタク系に打感も近づきました。
本当はこのトレ球が今年の主役になりそうでしたが、冒頭のワールドコネクトの登場で雲行きが怪しくなってきました。
今後は「Jトップ vs ワールドコネクト」になる?
以上、3つのトレ球を紹介しましたが、
ワールドコネクトへの期待感が隠せない記事になってしまいました。
トレ球の中で最も安くて、Jトップに次ぐ精度と打感ときましたからね。
普通に考えたら売れまくる気もしますが、扱う国内の代理店がちょっと弱いのでどのぐらい実店舗に並ぶかは不明です。
中国製ということで、正直不安もありますが、多くのショップや卓球王国用具担当が絶賛してるんだから、コストパフォーマンス的にはかなりいいんでしょう。
早く一般発売して欲しい!
ワールドコネクト、TSPのCP40+のような低価格トレ球の影響を受けて、ニッタクJトップもそろそろ値下げしてくれないかなと期待してます。
10ダースで1球80円にまで落ちてくれれば実売60円台に…。
以上、2018年3月現在のトレ球事情をまとめてみました。