波乱続きの男子シングルス、張本智和も飲み込まれる[世界卓球2019]
前記事でも書いたように、張本は金メダルに向けて20年に一度の大チャンスでした。
しかも昨日の記事からさらに2つの波乱が加わる。
・許昕が敗れて張本側の山に中国勢がいなくなる ←昨日
・世界ランク1位のファンジェンドンが敗れる ←new
・張本側の山のボルが発熱で棄権 ←new
こんな波乱だらけの大会って記憶にありません。
大波乱の展開で張本はメダルどころか金メダルの可能性すら…と思った矢先。
張本自身が波乱に波に飲み込まれてしまいました。
超格下と言ってもいい、世界ランク159位の韓国選手、19歳。
ジュニア時代に負け越しているとはいえ、十分に勝てるはずというのが大方の予測だったでしょう。
全体的に張本が慎重にプレーしていたように見受けられます。
6ゲーム目は取って取られての超シーソーゲーム。
見てて心臓に悪い。
ここ数年でも一番見てるのが辛い試合でした。
しっかり受け答えしていたインタビューも、最後は感情をこらえきれずに涙。俺も涙。
日本選手で残っているのは以下の5組だけとなってしまいました。
・男子シングルス 丹羽
・女子シングルス 平野&加藤
・混合ダブルス 石川・吉村組
・女子ダブルス 伊藤・早田組
しかし韓国男子は強い。
これで2大会連続で男子シングルスのメダル確定です。
水谷もヨンシクに負けちゃうし、去年の団体戦でも負けてメダルが途切れるし。
一時期は元気がなくなって完全に日本と差がついていましたが、もう並ばれてる感じすらある。
東京オリンピックでは中国の前に、まず韓国をどうにかしないといけない感じになりそう。