Liliがエレメント(たくつう)のグループ企業に?
公式な発表は無いのですが、Liliの運営体制が変わったようです。
「たくつう」という卓球ネットショップで有名な、エレメントの傘下に入った模様。
2019.06.03
ファンタブルと共同イベントも開催している、新宿区にある【Lili卓球スタジオ】に新しいコーチが入りました。
お知らせ|株式会社エレメント
【卓球場のご紹介】Lili卓球スタジオはおしゃれな空間で卓球ができる! | 「たくつうPRESS」
2019.06.03
今回は卓球場の紹介をしたいと思います!Youtubeの動画でも有名な「Lili卓球スタジオ」の卓球場をご紹介!
6月に入って代表の村田さんのレッスンが無くなっているのも気になっていました。
人気の櫻井コーチが5月末で退社してタクティブに移ったのも、これが影響しているのかもしれませんね。
Liliもだいぶ顔ぶれが変わってしまった
LiliといえばYouTubeチャンネルが有名です。
2017年下半期〜2018年上半期頃の動画って、ホントよかったですよね。
今は村田さん以外みんないなくなってしまいました。
・羽田コーチ(2018年9月末)
・ピンレモさん(2018年秋冬頃?)
・櫻井コーチ(2019年5月末)
寂しいっす。
・大人初心者ピンレモさんと羽田コーチのレッスン動画
いいコンビだった。
・村田さんと櫻井コーチの漫才サーブ動画
・みんなで楽しくダブルス動画
東京五輪への道 女子 6月中国オープン終了時点
6月2日中国オープンが終了した時点でのポイントです。伊藤美誠が一歩抜け出しそうな気配が漂ってきました。
名前 | ポイント | 大会数 | 1大会あたりポイント |
---|---|---|---|
平野 | 6370 | 6 | 1061(3位) |
石川 | 5695 | 5 | 1139(2位) |
伊藤 | 5490 | 4 | 1372(1位) |
加藤 | 5155 | 6 | 859(4位) |
佐藤 | 4810 | 7 | 687(6位) |
早田 | 4200 | 6 | 700(5位) |
現時点での東京オリンピックポイントでは1位が平野美宇、2位が石川佳純、3位が伊藤美誠となっています。
しかし出場大会数が異なるため、出場1大会あたりのポイントで比較すると、現状がわかりやすいでしょう。一番右側の数値が実質的な順位と考えてください。
伊藤が頭ひとつ抜けてきた
1位は伊藤美誠で、1大会平均だと頭ひとつ抜けてきました。
2018世界卓球団体戦、カタールOP、2019世界卓球個人戦、中国オープンとポイント数が高い主要な大会のみの出場で、いずれもしっかりポイントを稼いでいます。中国オープンでも日本女子で唯一4強に残り、1465ポイントを獲得。準々決勝の丁寧戦は圧巻でした。
伊藤が1位する可能性が高まってきましたね。
石川、平野が追う展開
2番手3番手に石川佳純、平野美宇が追う展開。2018の世界卓球団体戦のポイントが多く残る3人がやはり主軸になりそうです。
石川はコンスタントにポイントを積み重ねていますが、平野を引き離すには至っていません。ただし百戦錬磨の石川ですから、後半にきっちり合わせてくるでしょう。
平野は2019世界卓球の1500ポイントが効いて、石川と差がない3位で追っています。このままだと順当に3位で終わりそうですが、個人的には平野の爆発を見たい。ニュー平野を見たい。
卓球のクラウドファンディングで炎上しないために
卓球関係のクラウドファンディングが徐々に盛り上がりつつありますが、クラウドファンディングって使いどころを間違えると簡単に炎上しちゃいます。
記事の主眼はクラウドファンディングの是非を論じることではなく、「クラウドファンディングで炎上を避けるにはどうすればいいか」という点です。
クラウドファンディングで炎上しないための考え方
- 100%自分のためだけのクラウドファンディングは炎上しやすい
- 建前でもいいので「社会のため/誰かのため」にならないといけない
- 支援者だけでなくそれ以外の人にもメリットを提供する
ようするにクラウドファンディングによって「社会」に何かメリットを与えられるかどうかってところがポイントなんだと思います。
1.クラウドファンディングが実現
↓
2.自分が何か行動する
↓
3.その結果、自分以外の人も得をする ← ここが必須
3の観点が全く無いクラウドファンディングは「単なる乞食じゃん」って言われて炎上しやすいのかなと。
支援者以外も満足させないといけない
クラウドファンディングの使いどころの難しさとしては、お金を出す支援者以外にもメリットを与えないと炎上しやすいってところ。
「お金を出した人が納得すれば、それでいいじゃん。外野が何を言おうが知ったことじゃない」ってのは、理屈としては筋が通っています。でも現実世界では炎上一直線なので注意が必要。支援者にリターンがあるから大丈夫、という考え方では「ファンから搾取しているだけ」などと炎上しがちです。
たとえば卓球場を作るというクラウドファンディングが何件か成立しています。これは誰にメリットを与えているのでしょうか?
・支援者←まあまあメリットがある
・卓球場がある地域の人←ここに最大のメリットがある
メリットが得られるのは支援者だけじゃないんですよね。卓球場ができたことによって、卓球場を利用する地域の人たちが最大の恩恵を得られるわけです。「地域社会にメリットがある」とも言い換えられます。こういうクラファンはまず炎上しません。むしろめっちゃ応援される。ありがたい。
極端なことを言うと、支援者ってのは支援した時点でもう満足していることが多いです。何かを頑張りたい若い人がいて、そこに自分がお金を出してあげたという事実だけで、ほぼ満足しています。
支援者だけでなく、それ以外の人たちにもメリットを与えられるストーリーを作ることで、炎上確率は大幅に下げられます。
卓球において炎上しやすそうな例と改善例
× ラバー買うお金がないので支援して
→自分しか得をしない。自分以外の人が得をしないので炎上しやすい。
○ 支援金で新商品ラバーを買って動画で徹底的にレビューします
→ネットに溢れているありきたりなレビューではなく、めちゃくちゃ気合いの入ったレビューをすれば、社会が得をする。例えば今だったらテナジーとディグニクスを30分ぐらいの長い動画で徹底的にレビューするとか。
×遠方の大会に行く交通費を支援して
→自分が楽をしたいだけなのを見透かされて炎上しやすい
△地方の大会に出向いて、地元の人に自分の技術/熱意を伝えたい
→ちょっと無理はある…けど建前としてはありかな?相当うまい人や人気のある人限定
交通費系はぶっちゃけ炎上しやすいと思います。建前ですら作りづらい。手を出さないほうが賢明かなと。5年ぐらいすればありきたりになって炎上しなくなる可能性はあるけれど、あんまりオススメできません。
×今の仕事が嫌なので辞めて卓球選手として飯を食いたい
→動機付けが「仕事を辞めたい」なので、自分だけが得する感じになってしまう
△日本を代表する実力ではないが、やり方次第でプロ卓球選手になれることを証明して卓球界に一石を投じたい
→無理はある。でも建前としては少しだけ筋が通るので、炎上確率は下げられる。
「炎上を恐れるな」というアドバイスについて
「炎上を恐れたら何もできない」
「炎上なんてへっちゃら、死ぬわけじゃない」
「炎上しても、また這い上がればいい」
こういうアドバイスって確かにカッコイイですよね。卓球界でも、この手のアドバイスをしたがる人はわりといます。アドバイス自体は正論かもしれません。
でもね、こういうアドバイスをしている人は、たいていの場合、炎上耐性がめちゃくちゃ強い人ってことを忘れちゃいけません。普通の人より防御力が高い。あるいは鈍感だから人の批判を気にしない。ようするに(いい意味でも悪い意味でも)普通じゃないんです。
身体をガチガチに鍛えたプロレスラーが「バックドロップ食らっても大丈夫だよ、死ぬわけじゃない」って、一般人にニッコリほほえみながらアドバイスするようなものです。いや、死ぬわ。
大多数の人はネットで派手に炎上したらまず立ち直れないです。そんなにみんな強くない。
クラウドファンディング系の炎上って、結構悲惨なところがあるんですよ。私が間接的に知っている人も、家入さん系クラファンで大爆発して凄まじく燃え上がり、ネット系メディアに取材され、スーツ着て謝罪させられ、表舞台からひっそり消えていく…みたいなことがありました。5年以上前の話ですが、当時は今以上に燃えやすかった。
クラウドファンディングにさえ手を出さなければ、今頃もっと幸せだったんだろうなと思う人がいっぱいいるんですよね。たいていの人はクラファンで炎上したら、もうネットに出てこなくなっています。
クラファンにはそういう怖さがあるってことだけは、絶対に知っておいた方がいいです。
「誰にも迷惑がかかっていないんだから炎上させる側がおかしい」という声について
「クラファンやることで、誰にも迷惑がかからない」
「それなのに批判して炎上させる側が悪い」
「だから気にせずに挑戦しよう」
「炎上したらしょーがない」
こういう主張をする人もいます。正論だとは思いますが、そういう問題じゃないんですよ。こういうアドバイスをする人って、アドバイスをする対象には思いをはせない、無責任な態度に感じます。ようするに、相手が悪いんだから戦死してもしゃーないって戦地に送り出すようなものです。
誰が悪いという問題は抜きにして、シンプルに炎上しやすいかどうかを客観的に判断して「危険度30%だから注意して」とか「この理屈だと燃えやすいから、〜しよう」とか、そういう事を言うのが冷静なアドバイスなのかなと。
まとめ:炎上しないような筋の通ったクラウドファンディングにしよう
今後、卓球界でも徐々に利用事例が増えるであろうクラウドファンディングについて、主に炎上という観点から書いてみました。これからクラウドファンディングを利用しようとしている若いひとは、この2点には十分注意をしてください。
- 自分や支援者だけでなく、それ以外の人にもメリットを与えられる理屈があれば炎上しにくい
- 普通の人は炎上したら立ち直れないことが多い
最近はポルカなど敷居の低いクラウドファンディングが増えてきて、気軽に交通費やラバー代の援助を求めようとする若い人が増えそうな気配が漂っています。というか、チラホラ観測されています。実例を書くとよけいに燃えるので書きませんが、ちょっと危ないケースもありました。
炎上して損をするのは自分です。炎上しても鼻くそをほじりながら平常心でいられるメンタルの強い人は、あんまりいません。
もしクラファンせずに済むのなら、それが一番安全です。誰かのお金を使うということは、それだけ自由が失われるということでもありますしね。色々と縛られる。
でもクラファンでしか実現できないこともあるし、誰かのためになるという確信があるのなら、堂々と使えばいいと思います。炎上せずに、みんなが幸せになれるクラウドファンディングを目指しましょう!
卓球のゴシップ記事が増えてきた。信じちゃダメ。
サイゾー系列のビジネスジャーナルの記事が酷い
これ、本当に酷い。残念過ぎる記事です。
石川佳純が下世代からの突き上げにあっていて、東京五輪に出られないかもしれないという切り口でスポーツライターさんが書いた記事なんですが、事実誤認が酷すぎます。
ツッコミ1
ツッコミどころはいくつかあるのですが、一番酷いのがここ。
「伊藤が決勝戦で猛抗議した世界選手権の前と後とでランキングが変わったことからも、ポイント争いがいかに熾烈なものかがうかがえます。順位自体は変わりませんでしたが、国内トップの石川と2位伊藤の差は643ポイントだったのが、大会後は403ポイントに縮まった。伊藤が優勝していたら、国内女王の座は逆転していたでしょう。3位平野も、1760ポイント差で伊藤を猛追しています。国際大会で1回優勝すれば逆転できてしまう僅差といえます」(スポーツ紙記者)
「伊藤が決勝戦で〜」「伊藤が優勝していたら」という脈絡から、誤審があり準優勝に終わった女子ダブルスのことを指しているのだと思われる。女子ダブルスで優勝していれば、石川と伊藤の世界ランクの順位がひっくり返っていた…と言うわけですよ。いやいやいや。
世界ランキングにダブルスの戦績が入らないのは常識です。この発言をした「スポーツ紙記者」とやらは、シングルスとダブルスの区別すらも付いていないことが伺い知れます。
っていうかその「スポーツ紙記者」って存在するの?それ実在人物ですか?
もしかしてライターさんが創りだした架空の人物じゃないの?
ツッコミ2
「石川、伊藤らに限った話ではありませんが、獲得した時期が古いために、2019年内に順次“喪失”するポイントもあるわけです。だから、どこかの大会を休んでワールドカップだけに備える……なんて悠長なことはできません。稼げるポイント数が大きな大会ばかりですから」(前出・同)
※「前出・同」は「体育協会詰め記者」のこと。おそらく卓球協会の誤記だと思われる
この発言も違和感がある。「2019年内に順次“喪失”するポイントもある」という発言には違和感しかない。この発言をしたとされる「体育協会詰め記者」は、2020年1月になった時点の世界ランキングで代表が決まるという事実を、たぶん知らない。知らないからこそ、こんな違和感丸出しなことが言える。
東京五輪出場を決める世界ランキングポイントは、唯一の例外として2018年世界卓球団体だけは加算されるものの、ほかは全て2019年のポイントのみ。その仕組みを知っている人間からすればそもそも「失効」なんて発想があんまりわかないんですよね。2019年(+2018団体)のポイントだけを考えるわけで。失効云々っていう発想が出る時点で、あんまり世界ランキング&東京五輪選考レースの仕組みをわかってない人っぽい。
普通の人ならそれでもいいけど、協会に詰めるような記者が失効の仕組みを正確に把握していないとは考えられない。
実在人物ですか?ライターさんが作り出した架空人物じゃないの?
ツッコミ3
また、21歳の佐藤、芝田の猛追も考えられる。というのも、石川の卓球スタイルには“弱点”があるのだ。
〜(中略) 最近の卓球はスマッシュ一撃必殺になっていて、石川はドライブ型という「テレビ局スポーツ部員」とやらの解説〜
ドライブはスピードがスマッシュほどには出ないゆえ、絶妙なタイミングを見つけるためにおのずとラリーも長くなる、という見方も可能である。つまり石川のスタイルは、ただでさえ体力を消耗するともいえるわけだ。
いやいや・・・。そんな事を言ったら前段に出てくる佐藤(瞳)はどうなるんですか。カットマンですよ。ドライブマンの何倍ラリー続くんだって話で。
もうね、卓球ファンからしたら、この記事ってすべてが破綻してるんです。このライターさんが思いついた「石川佳純が下世代からの突き上げにあっていて、東京五輪に出られないかもしれない」という切り口に沿って、いい加減な情報と実在すら怪しい人々の発言がつめ込まれてる記事。
ちょっと最近こういう記事目立つんですよね。
ちなみにビジネスジャーナルってのは、サイゾー系列。
まあゴシップ系の媒体です。
もっと酷いゴシップ記事はこちら
この「週刊実話」の記事はさらに酷いです。伊藤美誠へのしょーもないゴシップ記事。ここでも「関係者」という体で色んな人が発言していますが、おそらく架空の人物でしょう。
記事を要約すると、
・伊藤美誠がTリーグに参加しなかった
・そのために他の女子選手から白い目で見られている
そしてTリーグに伊藤が出なかった理由として、関係者の言葉を借りてこう説明している。
一昨年夏のリオ五輪代表は、福原愛、石川、伊藤だった。ライバルで親友、ダブルスのパートナーでもある平野美宇は落選したが、五輪後に平野が覚醒し、国際大会はもちろん、国内でも女王・石川をしのぐ勢いを見せている。伊藤は「このあたりで巻き返しを!」との思いが強く、あえて厳しい海外での大会を主戦場にすることを選んだのだ。
「伊藤は平野に追い抜かれたと思っています。平野に対する焦りもあったのかもしれません」(関係者)
これは当時の国内卓球界をリアルタイムで追っていた人からすれば、浅い分析に他なりません。
確かに平野が大躍進をみせて、伊藤が低迷していた時期はありました。でもそれは2016のリオ後から、2018年1月までの話です。
だって2018年1月の全日本で、伊藤は無敗の3冠に輝いているんですよ。準決勝で石川、決勝では平野を寄せ付けず「やっぱり日本のエースは伊藤だ」と卓球ファンに印象づけました。
Tリーグが始まったのはその半年以上も先の話なんです。当時の伊藤は絶好調で、逆に平野は絶不調にあえいでる時期でした。そういう細かい事情を知らない、卓球にあんまり興味のないライターが、伊藤美誠と他の選手の関係が上手くいっていないという論調で記事を書くために適当な情報を寄せ集めている感じがプンプンするんですよね。
伊藤がTリーグ参戦より自分の練習に集中した方が東京五輪に近づくという判断をしたのは事実です。本人が語っていますから。でも上の記事に書かれていることは、たんなるゴシップ。信じちゃダメ。
協会の中の人が否定したゴシップ記事はこちら
問題は、団体戦要員となる3人目だ。日本女子の団体戦は、2012年ロンドン大会で銀、16年リオ大会で銅。盟主中国を破っての金獲得は悲願である。そのカギを握る“第3の女”は、ランクを考慮しつつも強化本部の推薦で決まる。
「実は、強化本部は、何としても早田を選びたい。そうすれば団体戦のダブルスで勝ちが見込めますから」
※日本卓球協会幹部とやらの発言らしい
これも酷い。人目で嘘・妄想記事だとわかる。
卓球協会の重鎮の宮崎さんが、ツイッターではっきり妄想記事だと言っています。
毎回、無いこと、無いことの取材があります。今回は取材無しで妄想記事ですね。
— 宮崎義仁 (@donata_japan) February 5, 2019
卓球人気の高まりにつれて、今後は卓球ゴシップ記事も増えてくるでしょう。
卓球王国とかラリーズさんのようなちゃんとした媒体が「週刊誌ふざけるな」と言ってもらいたいものです。
卓球YouTubeチャンネルの総再生回数ランキングを調べてみた
ここ2年ぐらいで急激に卓球系YouTubeチャンネルが増えてきましたね!ありがたいことです。
WRM(ぐっちいさん)らを第一世代卓球ユーチューバーとするなら、卓キチちゃんねるさんなどは第二世代なのかなと。
卓球ユーチューバー(敬称略)
— 卓球三星 (@pingpong3star) May 26, 2019
第1世代 → WRM(ぐっちぃなど)、龍門、Lili、新井兄弟など
第2世代 → 卓キチちゃんねる、ヨシコーチ、卓人ちゃんねる、ニコクル、ごぶりんずなど
第1世代は仕事&技術動画多め&悪ノリはあんまりしない
第2世代はノリが若い&試合動画多め&更新頻度高いって感じ#卓球
というわけで、卓球系チャンネルの総再生回数がどんな感じなのか調べてみました。
「2019年5月28日 16:15時点」の総再生回数順です。
※登録者数1000人以上のチャンネルのみ(漏れもたくさんあると思います)
※オリジナル映像を配信しているチャンネルのみ
チャンネル名 | 登録者数 | 総再生回数 |
---|---|---|
Official ITTF Channel | 351,067 | 252,985,755 |
takkyuu geinin | 531,614 | 252,764,507 |
【卓球動画】WRM-TV [TableTennis] | 131,944 | 139,744,883 |
テレビ東京 卓球チャンネル | 123,299 | 112,844,404 |
BUTTERFLY | 33,055 | 20,114,611 |
Masa PingPong Channel | 12,761 | 14,450,692 |
新井卓将の卓球動画 / Table tennis video | 16,667 | 14,310,947 |
龍門卓球場 RYUMON | 20,075 | 12,373,051 |
【卓球動画】Lili Ping Pong Channel | 26,206 | 9,855,676 |
takafumi channel【卓球・Table Tennis】 | 5,637 | 7,004,291 |
卓キチちゃんねる | 3,863 | 1,753,539 |
卓人ちゃんねる | 2,021 | 1,236,256 |
めしだ会長/13時間卓球公式 | 1,947 | 1,077,472 |
ごぶりんずTV【Goblins TV】 | 3,972 | 887,308 |
【卓球動画】蓮-Ren- | 1,767 | 812,089 |
ユージくんの卓球部屋 | 5,247 | 789,761 |
照井雄太卓球チャンネル | 2,663 | 642,678 |
ヨシコーチ チャンネル | 3,165 | 531,981 |
ニコクル | 1,796 | 349,912 |
Official ITTF Channelは国際卓球連盟の公式チャンネルです。これを入れるかどうかは迷いましたが、2位以下の凄さを引き立てるためにあえて入れてみました。
2位は卓球芸人(takkyuu geinin)さんで、総再生回数はITTFとほぼ互角の2億5000万再生!
国際卓球連盟と張り合う男、卓球芸人。
凄いなあ。
3位にWRM(ぐっちいさん)。
ITTFとネタ動画の卓球芸人さんを除くと、やはりWRMがトップに来ましたね。テレ東やバタフライを凌駕しているのはさすがです。
こちらも再生数は億超えの1億3900万。
第二世代卓球ユーチューバー勢は「卓キチちゃんねる」さんが11位にランクインで、再生数は170万。
総再生回数は第一世代ユーチューバーにだいぶ引き離されてしまっていますが、活動時期が短いので仕方がないところ。
これからに期待ですね。
第二世代のチャンネルは更新頻度が高く、いつでも初見の卓球動画を楽しめるのがありがたい。
大半が試合動画なので、「ユージくんの卓球部屋」みたいに技術動画もたまに出してもらえないかなあ。
過当競争で再生数はあんまり伸びなくなるかも
急に増えてきた卓球系ユーチューバーさん達のおかげで、YouTubeには野良試合が溢れかえっています。
その分、1つ1つの動画の再生数は控えめになっていく傾向に。
今後はさらに競争が激しくなって、他との差別化を図らないと第一世代卓球ユーチューバーのような再生数は出せなくなりそうです。
雑談
女子卓球ユーチューバーとか
そういえば卓球ユーチューバーって全員男です。
ここに女性のユーチューバーが参戦したら、卓球アイドル的ポジションになれそうです。
YouTubeで顔を売る → コーチとして稼ぐ
さすがにYouTubeだけで生活するのはまず無理でしょう。でもユーチューバーとして顔と名前を売って、そこから卓球スクールで働き出すというパターンがチラホラあるみたいですね。
スクールに就職までしなくても、個人レッスンでこっそり副業するとか。そういう方向性もありなのかなと思います。
なぜアディダスは卓球から撤退したのか
かつて卓球界にはアディダス(adidas)が参入しており、ラバー・ラケット・ウェア・シューズなどを販売していました。
アディダスの卓球用品がついに日本へ上陸
世界的なスポーツブランド「アディダス」がついに卓球のマーケットに進出する。ヨーロッパでは以前からアパレルとシューズは販売していたものの、世界規模での発売は初めてのことである。競技規模でのマーケットは大きくないが、「オリンピック競技には用具メーカーとして参入する」という基本姿勢に基づき、今回の卓球への本格参入となった。
参入時期は2010年〜2015年とたったの6年。
なぜアディダスは卓球から撤退してしまったのでしょうか?勝手に推測してみました。
考えられる理由は3つで、
・卓球の市場が小さすぎる
・その中ですらシェアを取れなかった
・卓球界に価値を提供できなかった
という感じでしょうか。
卓球の市場が小さすぎる
アディダスレベルの企業にとって、卓球市場の規模は小さすぎます。日本の卓球市場は年間130億円程度。右肩上がりで上昇中とはいえ、他の競技スポーツと比べて小さいです。
競技名 | 国内の市場規模 |
---|---|
ゴルフ | 2650 |
野球・ソフト | 720 |
サッカー・フットサル | 620 |
テニス | 560 |
自転車 | 440 |
スキー・スノボ | 400 |
バスケ | 270 |
水泳 | 220 |
バドミントン | 165 |
卓球 | 130 |
武道 | 110 |
バレー | 100 |
ラグビー | 33 |
おそらく今のペースで卓球市場が伸びていけば、バドミントンを抜くのは時間の問題でしょう。でも…野球やサッカー、テニスにはほど遠いし、ゴルフの足元にも及びません。
また上記には入れていませんが、スポーツシューズという曖昧なカテゴリは3000億。このうちのかなりのシェアはアディダスが握っていると思われます。
アディダスの企業規模に対して、卓球市場があまりにも小さいのが1つ目の原因というわけです。頑張ってシェアを取ったとしても、実入りが少なすぎる。
ラバーのシェアをまったく取れなかった
卓球市場の約4割はラバーだそうです。
ラバーは定期的に張り替えないといけない消耗品ですし、ラバーを替えると打感・プレーが変わるのでなかなか他社に移りづらい。安定して売上を見込めるラバー市場を制してこそ、卓球市場で存在感を示せると言えるでしょう。
アディダスはウェアで一定の存在感はありましたが、ラバーについては全然ダメだったのが実情。タマス(バタフライ)、ニッタク、ヤサカなど先行メーカーの牙城はまったく崩せませんでした。
ぶっちゃけアディダスのラバーは魅力がありませんでしたよね。大手メーカーがとりあえず企画しました、みたいな軽いノリで出している感じが伝わってくるんですよね。そんなレベルで乗り換えるほど、卓球人にとってラバーは軽い存在ではありません。
卓球のラバーは専門性が高すぎて、メーカーのブランド力やパッケージのかっこ良さだけでは、シェアが取れないのがラバー市場なのです。
他の後発メーカーは?
韓国のXIOMがアディダス参入の前年2009年にヴェガシリーズを発売して、日本市場で一気に知名度を上げたのとは好対照です。ヴェガには安価なテンションラバーを提供するという、明確な方向性がありました。意図が明確なら、後発品でも受け入れられるんです。
ミズノもラバーに関しては後発&大手という意味でアディダスとは似た立ち位置ですが表ラバーでは一定のヒットを飛ばしています。表ラバーではブースターが確固たる位置を確保しており、ラケットでは一時期フォルティウスFTが大ヒットしました(値上げさえなければ定番7枚合板になれた)。
後発でもやろうと思えばやれるんです。アディダスは3本線のブランド力にあぐらをかいたのかどうかはわかりませんが、それっぽくパッケージングすれば売れるだろうみたいなノリだった気がします。他競技と比べて、いい意味でも悪い意味でも「変な人」「オタク」「めんどくさい人」が多い卓球界を攻略するためには、そんな軽いノリではまず無理なのでしょう。
片手間では卓球界に価値を提供できなかった
そもそもアディダスとしては卓球で儲けようなんて意図は無く、色んなスポーツを支援するというCSR的な観点での参入だったのかなと思っています。
オリンピックに採用されているスポーツだし、自分も参入して盛り上げてあげようと思ったけれど、ラバー・ラケットの専門性が高すぎて片手間では全く価値を提供できなかった。タマス、ニッタクを筆頭とした既存メーカーが強すぎて、アディダスが海外メーカーに委託して企画した程度の商品には、全く魅力がなく受け入れられなかった。卓球界に必要とされていないのなら、無理して残り続ける必要はない。そう考えての撤退だった気します。
儲からなさすぎてメーカーがどんどん減っている他のマイナースポーツだと、アディダスみたいな大企業が慈善事業という感じで参入し続ける意味はあります。ナイキやアディダスがCSRという観点でマイナースポーツを支援しているのは素晴らしいし、支持されているし、それがブランド力につながっている側面は間違いなくある。
ただ卓球の場合はマイナーかつ市場規模は小さいわりに、既存のメーカーが専門性を競い合ってガンガンやってる。特にラバー、ラケット、ボールの主要3アイテムはナイキやアディダスなしでも成り立ってしまっている。そこにCSR的な態度でアディダスが参入しても、何の価値も提供できないのは明白です。
「自分のような大企業がいなくても成り立つ市場なら、撤退すっか」という感じだったのかな。
私はこの理由が一番大きいと考えています。
ウェアやシューズだけでもアディダスが残って欲しかった
ラバーやラケットでは既存メーカーに太刀打ちできなかったアディダスですが、ウェアやシューズだけでも残って欲しかった。最近ツイッターで「卓球のユニフォームがださい」「もっとかっこいいユニフォームが欲しい」という話が盛り上がっており、アディダスの撤退を嘆く声もチラホラ聞かれました。
卓球のユニフォームはダサいという問題について伊藤条太さんがコラムを書いてた
— 卓球三星 (@pingpong3star) 2019年5月20日
かっこいいユニフォーム作っても売れないと卓球メーカーの人が言ってたんだと
つまり「ユーザー側がダサい = ユニフォームがダサい」という悲しい現実があるらしい #卓球のユニフォームがダサい問題 #卓球
デザイン力という面では、タマス・ニッタク・ヤサカ・VICATAらが束になっても叶わないものをアディダスは持っています。再参入して、既存メーカーとは違った立場で卓球界のデザインに新しい風を拭かせて欲しいと願ってやみません。
草の根で卓球のユニフォームを変えよう!という流れも?
草の根でこんな動きも。
かっこいいユニフォームがないなら、自分たちで作っちゃおう!という流れです。
アディダスのような世界的な企業も、タマス・ニッタクのような既存老舗メーカーも変えることができなかった卓球ユニフォームの(ダサい)デザインを、ツイッター発の草の根ムーブメントが変えちゃうとしたら、痛快そのものですね。これに関してはまた別の記事で掘り下げたいと思います。
ぜひみなさんも意見やアイディアがあれば #新しい卓球メーカーを作る のハッシュタグでつぶやいてみましょう!
韓国の鄭栄植(ヨンシク)が兵役へ 東京五輪はどうなる?
残念なニュースが入ってきました。
韓国の鄭栄植(チョン ヨンシク)が兵役につくようです。
今シーズンのTリーグはもちろん参加できません。
韓国卓球界を引っ張ってきたヨンシクの、競技人生の集大成ともなるはずだった東京オリンピックの出場はどうなるのでしょうか?
残念ながら入隊のため、来シーズンは不参加となりました!
— 坂本竜介/Ryusuke Sakamoto (@ryusukesakamoto) May 16, 2019
シーズン通して活躍してくれ、T.T彩たまのマスコット的存在として頑張ってくれました!
今でも事あるごとに連絡をくれます!
ヨンシクがオリンピックに出場し活躍出来ることを心から応援しています!
Fighting!https://t.co/nCAovqt1qu pic.twitter.com/2nxd1ZLILY
30歳→28歳に入隊時期が早まった
ヨンシクは1992年1月20日生まれで、2019年5月時点で27歳。韓国兵役は30歳まで延長できるシステムだったのですが、2018年より原則として満28歳になるまでに兵役に就かなければいけなくなったそうです。
おそらくオリンピックが終わってから入隊しようと思っていたけれど、制度が変わって28歳に早まってしまったため、ここで決断したのでしょう。4月の世界卓球が終わってから入隊しようと決めていたのではないでしょうか。
ちなみにイサンスが歳上
イサンスは1990年8月13日生まれなので、2019年5月時点で28歳。もうすぐ29歳なんですよね。おそらく特別に兵役を30歳まで伸ばせているんじゃないでしょうか。世界ランクでイサンスの方が上位だから?今は2番手ですが、ずっと韓国トップを維持していましたからね。世界卓球のメダリストでもあるし。
ヨンシクは一時期ランクをめちゃくちゃ下げてたのが響いたのかもしれません。
兵役は18〜22ヶ月
兵役は陸軍・海兵隊が18ヶ月、海軍では20ヶ月、空軍が22ヶ月。
特に希望がなければ陸軍に配属されるみたいなので、ヨンシクは18ヶ月(1年半)の兵役に就くことになりそうです。
仮に2019年7月に入隊すると、2020年12月いっぱいまで兵役を務め上げることになります。
軍隊のスポーツ舞台「大韓民国国軍体育部隊」に卓球がある!?
ヨンシクの兵役が終わる頃には、東京オリンピックはすでに終わってしまっています。もうヨンシクの姿はオリンピックで見られないのか…と嘆いていたのですが、もしかしたら大韓民国国軍体育部隊で卓球選手として活動を続けるつもりなのかもしれません。
大韓民国国軍体育部隊は韓国軍隊のスポーツ部隊で、サッカーや野球などの選手がチームを組んで国内リーグにも出場しています。韓国版のWikipediaを確認すると、卓球もある!
Google翻訳さんによると、卓球の文字が…!?
種目別部隊
全33種目を運営している。2京畿大
・卓球
2京畿大ってなんやろ?京畿大学校?わからない。でも野球などと並んで卓球もあるってことは、希望が持てる。その競技の代表レベルであれば配属される可能性があるらしいので、ヨンシクは当然クリアでしょう。
3人の枠にはなかなか入れないかも
もし大韓民国国軍体育部隊で現役を続行できたとしても、オリンピックの代表枠は3と狭き門。
張禹珍(ジャン・ウジン/WR9) 、李尚洙(イ・サンス/WR10) 、林鐘勲(WR16)に加えて世界卓球で衝撃の銅メダルを獲得した19歳のアンジェヒョンも台東してきました。
現在はWR19のヨンシクですが、環境がガラッと変わるのはマイナスでしかありません。
代表枠を獲得するのは難しいかもしれません。
おそらく日本で一番愛されている韓国卓球プレイヤー、ヨンシク。
もう彼の姿をオリンピックで見ることは無いのでしょうか。
振り返れば2016年のリオオリンピック、男子シングルス4回戦。
金メダルを獲得した馬龍相手に、2ゲームを先取。
2-3となった6ゲーム目は10-7でゲームポイントを握るも、逆転されて試合終了。
号泣していた姿が今でも記憶に残っています。
馬龍をして「一番苦しかったのはヨンシク戦」と言わしめたあの試合に勝っていれば・・・メダル獲得で兵役も免除されていた別の未来があったかもしれません。