「ディグニクス」テナジーを超えるバタフライ新ラバーが2019年に発売
ついにテナジーが過去のものとなりそうです。
バタフライが2019年にテナジーの改良版ラバー「ディグニクス」を発売することが濃厚になりました。
ディグニクスとは
Dignics(ディグニクス)の読み方
英語表記はDignics。
カタカナ読みはディグニクスが正解。ちょっと読みづらいですね。
Dignicsの正しい読み方
○ディグニクス×ディクニクス
×ディクニグス
ディグニクスのラインナップはとりあえず3つ?
テナジーと同様に、
-ディグニクス05
- ディグニクス80
- ディグニクス64
といった具合にスポンジは共通でゴムを変えたシリーズをいくつか出すようです。すでにテナジーを使っているトップ層はすんなり移行できそうですね。
スプリングスポンジXを搭載
搭載するのは「スプリングスポンジX」。いわずとしれたテナジーの革新的なスポンジです。2008年に登場したテナジーの特徴を決定づけるこのスポンジが、ついに刷新されることになりました。
すでにバタフライの公式ページでも言及されていて、詳細は2019年1月7日に発表だそうです。
テナジーのスプリングスポンジが開発されたのはセルロイドボール時代なので、プラボールに最適なスプリングスポンジを作り直したってところなのでしょうか。絶対良くなりそう。
すでに水谷が2018グランドファイナルで使用中
水谷選手が先日韓国で行なわれたグランドファイナルですでに使用していたという痕跡があります。「Lemuria」の可能性もありますが、おそらく「ディグニクス」でしょう。それもディグニクス80だと思われます。水谷はテナジー80を使っていましたからね。
「Dignics」の可能性も高いです pic.twitter.com/N5vYnQuQQW
— TT equipment (@fjrjr6) 2018年12月16日
スプリングスポンジを改良したスプリングスポンジXを搭載する新ラバーが「Lemuria」の1種類だけとは考えられません。テナジーのように05、64、80と多展開すると考えるのが普通でしょう。だから新ラバーおよび水谷がグランドファイナル2018で使っていたのはディグニクスであると自分は予想します。
ディグニクスの登場で2008年に発売されたテナジーが過去ラバーになる?
ディグニクスの登場で気になるのはテナジーの位置づけです。いくらスプリングスポンジが改良されたとはいえ、前の打感の方が好みの選手もたくさんいるでしょう。特にトップ層は感覚が変わることを嫌います。テナジーが廃盤になったり、ほとんど売れなくなるってことは無いはず。
でも、最新のバタフライテクノロジーが搭載されたラバーという位置づけでは、ついにテナジーがその座を降りることになりそうです。2008年に登場して10年。ノングルー時代を牽引してきたモンスターラバーが、ついにその主役をディグニクスに譲る日が来そうです。
2019年はバタフライ新製品が売れまくりそう
来年2019年はディグニクスブームが来るのでしょうか。まあお値段は8000円以上しそうなので、一般中級レベルには縁が無さそうですが、トップ層はとりあえず使ってみるでしょうね。テナジーで一番人気の05の系譜であるディグニクス05の売上はトップ10に入るかもしれません。
張本モデルラケットも
また2019年には張本モデルの新ラケットの発売も控えています。これもかバカ売れしそう。
(画像は張本ラケットプロジェクト 開発エピソード 後編|張本ラケットプロジェクト 開発エピソード|ストーリー|バタフライ卓球用品より)
グリップのカラーリングがいい。誰にでも受け入れられる落ち着いた青貴重。メタルエンブレムの高級感。控えめな「HARIMOTO」という選手名もいい。選手名が漢字で書かれてるデザインはちょっと…という人は多いはず。
性能的にはアリレートカーボン確定で、インナーかアウターかはまだ不明です。インナーだったらめちゃくちゃ売れそう。
まとめ:ディグニクスはテナジー同様にトップ選手向け
期待感が高まるディグニクスですが、性能的&価格にはテナジークラスなので初中級には縁の薄いラバーになりそうです。しかしトップ選手がディグニクスに乗り換えるのか、それともテナジー派として留まるのかなど、用具ファンとしては興味の尽きないラバーになるでしょう。
来年2019年1月7日の詳細発表が楽しみです。以上、バタフライ新ラバー「ディグニクス」についての情報でした。