マツケンこと松平健太はどうしてしまったのか?不調にあえぐマツケンの現在地

卓球っぽくないその風貌からホリプロに所属する異色の選手、それがマツケンこと松平健太。

青森山田から早稲田大学に進み、在学中の2013年の世界卓球では五輪金メダルの馬琳、元世界ランク1位サムソノフを破りベスト8。綺麗なカウンターと居抜きバックハンドが印象的な選手だった。

その松平健太が2018年の後半から不調にあえいでいる。

世界ランクは1年間で急降下!10位から60位に

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2019年1月発表の世界ランクは60位にまで低下。ちょうど1年前に10位だったことを考えると急降下だ。しかも今年の世界卓球には出場できないことがほぼ確定なので、2017年に獲得した900ポイントも失効してしまいさらにランクは下がりそう。

Tリーグでは開幕当初こそ丹羽、横山に勝利したが、その後は平野、丹羽、吉村に敗れている。まあダブルスメインっぽい起用になっているとはいえ、ちょっと心配。

世界選手権代表1次選考会でも20人中16位。水谷、張本、丹羽、大島が出ていない1次選考で16位というのは、いったいどうしたんだろうと。小学5年の松島そらくんに負けなかったのが救い。

まだ27歳、老けこむ年齢じゃない

マツケンはまだ27歳。これからいくらでも挽回できる年齢だと思うのだけど、リオでは吉村・大島の台頭の前に代表落ち、そして東京前に謎の不調。ことごとくオリンピックに縁が無い。

2013年の頃のあの輝きはもう戻ってこないのだろうか。2歳上の兄ちゃんが最近好調なので余計にマツケンが心配だ。