卓球王国が720円から785円に値上げ

本屋さんで買える唯一の卓球雑誌「卓球王国」が値上がりするそうです。
2019年6月号(4/20日発売)より、従来の720円から785円に価格アップ。

卓球王国の過去の価格は?バックナンバーの表紙画像を見て調べてみました

創刊号1997年1月「680円」

税込み?税抜き?どちらなのかはわかりません。

当時の消費税はぎりぎり3%でした。1997年の4月から5%に上がっています。
まだスキーグラフィック増刊号という扱いだった頃ですね。


創刊2号1997年4月「700円」

ここで700円になっています。

卓球王国のバックナンバーページには720円と書かれていますが、これは今の価格に合わせて表記されているだけ。表紙を見て当時の価格を確認しています。

卓球王国WEB | バックナンバー>卓球王国 1997年4月発売 vol.2

2000年4月「700円」

【ストーリー】200号裏話26・強さ引き立つ小山選手の表紙
まだ700円。700円時代が長く続きます。

2014年4月「700円」

ここまでは700円。

2014年5月「不明」

ここで720円に値上がりした?
【info】卓球王国2014年5月号 本日発売!

表紙には値段が書かれていない。値上げするかどうかで混乱があった?次号からは720円になっている。

2014年6月「720円」

これははっきりと720円という表記が確認できます。

卓球王国の価格まとめ

1997年1月 680円(創刊号/プレ創刊という位置づけも)
1997年4月 700円(創刊2号/これが創刊号という位置づけも)
2014年5月か6月 720円
2019年6月 785円

20年で100円上がったことになりますね。
まあ読み応えがある雑誌ですし、このぐらいお金を出す価値はあるでしょう。
子供はちょっとつらいかもしれませんが。

色んな競技の専門誌を読み比べることもありますが、卓球王国ってほんと「濃い」。あんまり書くと他の雑誌を貶めることになるので控えますが、良い雑誌だなと感じます。

編集長が値段のことに言及している記事があったので紹介します。

創刊当時から卓球王国が言われ続けてきたこと。それは「700円? 高い!」という読者の声だった。

〜中略〜

現在、卓球王国は毎月200ページ前後、12月21日発売号はなんと226ページでカラーページが178ページもある。値段は変わらず700円。
書店での他のスポーツ専門誌はもっとページ数も少なく、900円、1000円という値付け。同業の出版社には「このボリュームでこの値段は安すぎるでしょ」と言われる始末だ。さすがに、創刊から17年経って、「高すぎる」とは言われなくなった。
【ストーリー】200号裏話12・高い!? うらめしや700円

いやほんと、他のスポーツの専門誌って薄くて高くて…。
それに比べると卓球王国って凄いなと思います。

ちなみに売上は毎月6万部前後だそうです。
今後も末永く続いて欲しいですね。