全日本卓球の予想が全然当たらない件

全日本卓球が終わって1週間が経ちました。
毎日退屈ですねえ。Tリーグもないし、ワールドツアーもない。暇。

まあそれは置いておいて、全日本卓球のトーナメントを見ると誰もがやりたくなることがあります。

それが予想。

「この選手は勝ち上がる」
「ベスト8の組み合わせはこうだ」
とかね。

予想、全然当たらないんですけど

でも全然当たらないんですよ。
自分もそうだし、他のブログや卓球雑誌を見ても、正確に当ててるところが皆無。

今年の全日本であれば、まずいくつかの波乱がありました。
・張本が大島に敗れる
・平野美宇が木原に敗れる
・石川佳純が早田ひなに敗れる

これが3大波乱だったでしょう。

これ以外も、プチ波乱なら数えきれないほど起きてるんですよね。

挙げたらキリがないけど、
・石川吉村ペアが早々に敗れる
・吉村和弘が早々に敗れる
・ジュニア女子で出澤が優勝
・木造ベスト4
・加藤がvs森さくらで敗れる

いやホント、キリがないぐらいプチ波乱がある。

草の根に広がっているから実力差がない=予想も大変

予想が当たらないってことは、それだけ各選手同士の実力差が無いってことなんでしょう。拮抗しているからこそ、波乱が起きる。

選手層が薄い国だとそうはいかない。有力選手と、それ以外の選手の差が激しすぎるから、波乱が起きない。

日本の卓球界って凄いなあって思います。草の根から中堅、トップ、代表クラスまでが連続的に続いている。1人、2人のワールドクラスがいて、他はたいしてことないって感じの国ではない。

例えばお隣の韓国は歴史的に日本のライバルというか、要所要所の大会で苦汁をなめさせられているわけですが、そんな強豪国なんだけど卓球人口はめちゃくちゃ少ないそうです。一部のエリートは強いけど、草の根的な広がりがほとんどないそう。

日本の卓球環境は整いすぎ

というか、日本が異常なのかもしれません。中国を除けば、これだけ卓球環境が整っている国は他にはないでしょう。日本のどの地域でも、卓球場や体育館で卓球をできる。だいたいどこの中学でも卓球部があり、毎年新入部員がいる。これって何気に凄い。

しかも全日本卓球という、世界に誇る大会がある。あれだけの試合数を整然とこなして、しかもテレビ放映権が絡む土日を除けば全試合ネットで観戦できる。ネットでリアルタイム観戦できる試合数、なんと1210。異常ですよこれ。1210試合って笑。

日本の卓球愛好家って恵まれてるなあと感じます。24時間開いている卓球場もあるし、卓球マシン専用の卓球場もある。大会はたくさんあるし、打つ相手を探すのもさほど困らない。

そろそろ日本が世界を獲る時期なのでは

そんな日本が世界一から遠ざかって、もう半世紀近くが経ちます。
そろそろ中国に変わって、日本が世界一に立つべき時ではないでしょうか。

それが2020になるのか、まだ先なのか。あるいは2019世界卓球で張本や伊藤美誠が金メダルを獲ってくれるのか。期待して待ちたいと思います。

自分が生きているうちに頼みますよ!