ジュニア男子は戸上、ジュニア女子は伏兵・出澤杏佳が優勝[全日本2019]

国内大会

ジュニア男子は盟友チキーマン対決

宇田君はまたしても優勝ならず。優勝は戸上でした。

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優勝候補の2人が順調に勝ち上がり決勝。下馬評では宇田くん優勢かなという見立てでした。2-0と宇田がリードして勝負あったかな…と思われましたが、そこから大逆転で戸上の優勝。インターハイ、ジュニア男子と2冠に輝きました。

しかし戸上くん、いつも逆転しているイメージ。東京選手権もインターハイも大逆転じゃなかったかな？最終ゲーム4-9から逆転したり。

「逆転王子」と呼びたいと思います。

仲がいい2人

宇田と戸上君は仲がいいようです。なぜか「チキーマン(チキータマンではない)」というTwiterアカウントを運営しているぐらい。どういう経緯でこれ作ったんでしょうか笑。

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女子卓球ファンはビジュアル的に飛びつきそうですね。


表彰式では悔しさを噛み殺す宇田幸矢


去年は張本、今年は戸上君に敗れて2年連続準優勝でした。来年までは出られる宇田くん、来年こそ！

ちなみに表彰式では名前を間違われていました。宇田幸矢(ゆきや)ですからね！宇田幸矢(こうや)ではないですよ！

ジュニア女子は伏兵の出澤杏佳が優勝

いやーびっくりしました。出澤杏佳(大成女子高・茨城)の優勝。皆さんも完全にノーマークだったんではないでしょうか。

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ラケット：剛力、フォア：VO102(表)、バック：カールPH（ox、粒）という、正統派ドライブマンの真逆をいくラバー構成。準決勝で敗れた長崎もやりづらそうにしていました。

準決勝で長崎美柚(エリアカ)、決勝では大藤沙月(ミキハウスJSC/四天王寺)というエリート街道まっしぐらの2人を破っての優勝ですからね。

出澤杏佳さんの優勝後のコメント

小さい頃から知っていて、小さい頃から負けている選手が多いので、絶対勝ちたいと思っていました。

卓球王国WEB | 速報＞平成30年度全日本選手権大会速報

小学生の頃は長崎や木原に負け続けていた出澤杏佳さんですが、一発大逆転をかましました。これだから卓球は面白い。異質ラバーなので将来的にどうなるかは微妙なところで、本格派の長崎とは差がつくのかもしれません。でも今日の勝利は大いに讃えられるべきでしょう。

以下の記事の4年ちょっと前の東アジアホープスでの表彰台が、なんかい写真。
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女子は長崎、木原、出澤杏佳さんがにこやかな笑顔。この時はキッズって感じでしたが、3人とも大人になりましたね。子供の成長は早い。

そして男子の表彰台2位に張本が悔しそうな顔で映っています。この子がいまや日本のエースだもんなあ。

ジュニアは終わり、熱いシニアが本格的に始まる

4日目でジュニアと混合ダブルスが終わり、5日目からは本格的にシニアの試合が消化されていきます。ジュニアで優勝した選手も、悔しい敗戦を喫した選手も一般シニアではまだ残っているので、一発かまして欲しいところ。