どうした平野友樹!?好調「鬼の弟」が水谷に大金星で木下マイスター2敗目

2018/12/23のT.T彩たまvs木下マイスター東京で、木下マイスターが2敗目。埼玉春日部に1800人超えの観客で、開幕戦を除けば琉球の初ホームマッチと並んでこれまでのTリーグの試合で1番盛り上がったんじゃないかな?

最近好調極まっている平野友樹が水谷を破ったのが印象的。

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高木和 卓&黄 鎮廷 2-1  水谷 隼&田添 健汰
アポロニア 3-1 大島 祐哉
黄 鎮廷 2-3 張本 智和
平野 友樹 3-0 水谷 隼

木下に勝つにはダブルスは落とせない

高木和 卓&黄 鎮廷という前日の試合に初めて組んだペアが2連勝。これがまず大きかった。木下が初めて負けた岡山戦もダブルスで上田森園ペアに負けている。

木下に勝つにはダブルスは絶対落とせない。

平野友樹が最近絶好調

平野友樹といえば「鬼」の愛称(?)でおなじみの平野早矢香さんの弟。26歳。野田学園高校→明治大学→協和発酵キリン→T.T彩たま。現在の所属は協和発酵キリンのままで日本リーグにも出場している。

長らく「鬼の弟」「平野の弟」と呼ばれてきた平野友樹だが、最近めちゃくちゃ好調。先日行なわれた世界選手権第一次選考会でも2位に入り、1位になった吉村弟と共にそろそろ弟呼ばわりが失礼になるような戦績を残している。

姉の顔と弟の顔

姉の平野早矢香さんからは「試合にのぞむ顔になっていない」と言われるぐらい、感情が顔に出ちゃう性格。

【卓球・Tリーグ】平野友樹・"鬼の弟"が覚醒した「張本を倒した大会」 | 卓球専門WEBメディア「Rallys(ラリーズ)」

平野自身もTリーグ参戦にあたって姉から同様のアドバイスを受けていたという。

「よく姉から言われるんです。『もうちょっと“試合する顔”ってあるよね』って。僕それがあんまりできないんですよ。

でも姉はできてる。だって顔見たら鬼なんすよ?どこ攻めようかって思ったときに顔がずっと鬼だったら何してくるの??ってビビるじゃないすか。

いい意味で鬼っていうワードは試合で役立っている」

卓球はあまり浮き沈みを表情に出さないほうがいいのは事実。平野姉貴の場合はポーカーフェイスというよりも常に強烈な鬼フェイスで安定している。あんな表情を姉貴は求めているんだろうけど、平野友樹はなかなか身につかないとボヤいていた。

水谷に金星3-0

水谷とは2016年度の全日本準決勝で敗れて以来だろうか?ストレート勝ちで1800人超えのホームマッチを勝利で締めくくる。

姉御のような安定の鬼フェイスとはまた違った、1本1本気合いの入った雄叫びが見ていて気持ちが良い。観客も大盛り上がり。

なんとなく日本男子のポジション的には永遠の中堅クラス、みたいな感じが漂っていたので、一気にその殻を破れるか。平野友樹、今後が楽しみな選手が出てきました。