最強の2018年世界卓球日本代表を考える

2018年世界卓球選手権ハルムスタッド大会の最強の日本代表布陣を考えてみたいと思います。

ルールを確認

世界卓球団体戦のメンバーは5人まで登録できて、1試合に3人出場です。

A 2試合
B 2試合
C 1試合
って感じの出場数。

Cが3番手に出ます。

男子

A 水谷
B 張本
C 丹羽
リザーブ 大島、マツケン

2016代表からは吉村兄が抜けて、張本が入った感じです。

1試合だけ出る枠を、丹羽か大島が争う感じでしょうか。

2016年の時はVICTAS移籍直後でラバー変更の影響もあり丹羽は絶不調。
トーナメントに入ってからは大島がCになり、丹羽リザーブに甘んじていました。
今回は順当に丹羽でしょう。

あっさり決まっちゃいましたね。

とにかく張本君の登場が大きいです。
若いエース張本、精神的支柱水谷、大物食い丹羽。

この布陣ならもしかしたら中国にも…と思わせてくれるワクワク感ありますよね。

女子は悩ましい

まず石川、平野、伊藤は当然確定。

残り2人は順当にいけば早田、加藤美優かな。
世界ランキング的にもこの5人が上位です。

ここまでは簡単。
試合に出る3人も基本は石川、平野、伊藤でしょう。

で、誰がCに回るかが難しい…。

ちなみに2016年はこんな感じでした。

A 石川
B 福原か伊藤
C 伊藤か福原

福原と伊藤が試合ごとにBとCを入れ替わってましたね。
予選ではずっと福原がBだったんですが、確か予選最終戦ドイツで2点落としちゃって、そこから決勝トーナメントは伊藤がBになったはず。
決勝の対中国はまた福原がBに戻ってました。

まあとにかく石川という絶対エースがいましたからね。
2016世界卓球もリオも、石川の存在感は抜群でした。

でも今は状況がガラッと変わりました。
石川、平野、伊藤は甲乙がつけづらい存在になっちゃってます。


中国に勝てるかどうか、という観点で考えたら以下かな。
勝てる可能性がほんの少しでもあるのは、平野と石川でしょう。

A 平野
B 伊藤
C 石川

ただ、全体的な安定感で考えると、石川はまだまだ2点出て欲しいし気もする…。

相当悩ましいですね。
過去最高に人材が豊富な日本女子ですが、絶対的エースがいないのが心配です。