卓球王国ゆうさん
日本で一番卓球の用具が好きな人なんじゃないでしょうか。
卓球王国の名物編集者ゆうさん。
今は全国津々浦々から様々な用具を引っさげて「ローカルスター」が集う全日本卓球大会の真っ只中。
ゆうさんが一年で最も楽しそうに仕事をしてそう。
そんなゆうさんの「用具のこだわり」という特集が面白いです。
用具のこだわり by ゆう - 卓球王国WEB
国際大会だと特に男子はシェーク裏裏だらけ。
中ペンがたまーーにいる程度で日ペンはほぼ絶滅。
そんな中、国内最大の大会とはいえ全日本では日ペンもいるし男子でバック表・粒も出場するわで、ある意味用具好きにとってはたまらない大会ではないでしょうか。
プレイヤー目線(ちょっと大げさ)で言わせてもらえれば癖のある用具を相手にするとちょっと嫌です。
だからといって裏テンションだらけになってしまった卓球界もそれはそれでつまらない。
今ぐらいの多様性がベストなのかもしれませんね。
今後ますますペンが減るのは間違いないです。
男子ジュニアのトップ層はほぼ素材シェーク+両面テナジー。
多様性0。
彼らがもう少し歳をとってメインストリームになった時、ゆうさん的にはつまらない状況になってしまうかもしれませんね。
…ってところで記事を締めようかと思ったけれど、そういえば卓球用具界には爆弾級の出来事がここ数年で確実にやってくることを思い出しました。
「ラケットの素材完全自由化」
これやばいですよね。
絶対やばい。
個人的には反対。
今のバランスがちょうどいいですよ。
素材自由化になればオールカーボンなどのラケットも許されることになります。
それが実用的かどうかはさておき可能になる。
これ、ゆうさん的には美味しい時代でしょうねえ笑
ラケットに木材を一切使わなくてもいいわけですから、「そんなものでラケット作るの!?」みたいなメーカーが現れるかもしれません。
30年後の王国用具特集には現代の我々からすると、ぶっ飛んだ文字が並んでるかもしれません。
- 「ラケットはオールシルバーの時代が来た!しなりと反発のバランスが最高」
- 「レアメタルをふんだんに使った高級ラケット発売。価格35万円」
- 「10年ぶりにオール木材ラケットが発売、オールドファン歓喜」
- 「7枚合鉄の定番が進化」
- 「ラケット内部を真空にして打球感がよくなった」
- 「骨を使ったラケットが発売」
とかね。