東京五輪への道 女子 6月中国オープン終了時点

6月2日中国オープンが終了した時点でのポイントです。伊藤美誠が一歩抜け出しそうな気配が漂ってきました。

名前 ポイント 大会数 1大会あたりポイント
平野 6370 6 1061(3位)
石川 5695 5 1139(2位)
伊藤 5490 4 1372(1位)
加藤 5155 6 859(4位)
佐藤 4810 7 687(6位)
早田 4200 6 700(5位)

現時点での東京オリンピックポイントでは1位が平野美宇、2位が石川佳純、3位が伊藤美誠となっています。

しかし出場大会数が異なるため、出場1大会あたりのポイントで比較すると、現状がわかりやすいでしょう。一番右側の数値が実質的な順位と考えてください。

伊藤が頭ひとつ抜けてきた

1位は伊藤美誠で、1大会平均だと頭ひとつ抜けてきました。

2018世界卓球団体戦、カタールOP、2019世界卓球個人戦、中国オープンとポイント数が高い主要な大会のみの出場で、いずれもしっかりポイントを稼いでいます。中国オープンでも日本女子で唯一4強に残り、1465ポイントを獲得。準々決勝の丁寧戦は圧巻でした。

伊藤が1位する可能性が高まってきましたね。

石川、平野が追う展開

2番手3番手に石川佳純、平野美宇が追う展開。2018の世界卓球団体戦のポイントが多く残る3人がやはり主軸になりそうです。

石川はコンスタントにポイントを積み重ねていますが、平野を引き離すには至っていません。ただし百戦錬磨の石川ですから、後半にきっちり合わせてくるでしょう。

平野は2019世界卓球の1500ポイントが効いて、石川と差がない3位で追っています。このままだと順当に3位で終わりそうですが、個人的には平野の爆発を見たい。ニュー平野を見たい。