早田ひなが東京五輪ポイントのトップに浮上!代表入りが見えてきた

東京五輪ポイントは2019年の大会(プラス2018年の世界卓球)のポイントだけで決まります。
つまり現在の世界ランクは「見せかけ」であって、事実上の東京五輪ポイントは別なんです。

ポルトガルオープン、オマーンオープンの連続優勝で、3月25日現在、早田ひなの東京五輪ポイントは日本人一位になった模様です。

1 早田ひな  2450(今年+2018世界卓球団体戦ポイント)
2 平野美宇  2215(今年+2018世界卓球団体戦ポイント)
3 伊藤美誠 2000(2018世界卓球団体戦ポイント)
4 石川佳純 1750(2018世界卓球団体戦ポイント)

伊藤、石川ら本命勢は来週から本格始動なので、すぐに逆転されるかもしれません。現在の世界ランクポイントは単純な積み上げ式ではなく年間のトップ8成績なので、より上位の大会でポイントを稼がないと抜かれちゃうでしょう。

ただ今の早田ならカタールでもいい成績残せるかも。石川と直接対決で勝とうものなら、一気に本命候補に浮上すらありえます。台風の目になることは間違いないと目されていましたが、それ通り越しちゃう感じですね。

早田が代表入りするとオーダーの多様性が出てくる

ここまで強いと石川佳純どのダブルスの相性が悪かったとしても3番手で選出される可能性は十分にあります。

伊藤、石川、早田

この3人を選出すれば、以下の2通りのオーダーが使える。

伊藤をエース起用でダブルスを捨てるオーダー

伊藤
早田
石川&早田←左&左のペアなので苦しい
伊藤
石川

伊藤が2点取ってくれることを祈りつつ、残り1点を石川・早田に託すパターン。ダブルスはさすがに左左ペアで中国には勝てないので捨てる感じ。

伊藤&早田でダブルスを組んで1点取リに行くオーダー

石川
伊藤
伊藤&早田←最強ペアで中国相手でも1点を取りにいく
石川
早田

伊藤&早田のペアで1点、伊藤シングルスで1点、残り1点を石川・早田に託すパターン。

いずれにしても厳しいことには変わりありませんが、オーダーの多様性が出てくるのはプラスです。早田ひながここまで伸びてくるのは嬉しい誤算でしたね。

とはいえ、まだ3月。残り9ヶ月もある東京五輪レース、平野だって挽回してくるでしょう。女子の選考レースは過去最高に盛り上がりそうです。