日本vs韓国や日本vs中国の勝率を調べてみた

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国際大会の戦績を調べられるシステムを作っています。
なぜそんなものを作っているのかというと、以下のようなことを調べられると面白いと思ったからです。

・「水谷 vs 中国」のように個人vs国の戦績
・「日本 vs 韓国」のように国vs国の戦績

日本vs韓国

少し形になってきたので、2001年以降の日本と韓国の戦績をデータ化してみました。

データ詳細:
・国際大会のみ
・シングルスのみ
・シニア戦のみ(ジュニア、カデット、U21は除外)

勝率をグラフにすると、ある傾向が見えてきます。日本と韓国は長年ライバルで、勝率も50%前後で推移していました。ところが2016年から日本の勝率が急激に伸びており、現在は韓国を完全に凌駕している…といったストーリーです。


2018、2019年の世界卓球では、男子がことごとく韓国にやられていますが、全体としては日本が随分と勝てるようになったんだなあということがわかります。以下は年別の勝敗と勝率です。


西暦 勝利 敗北 勝率
2001年 14 13 勝率 51%
2002年 25 39 勝率 39%
2003年 20 20 勝率 50%
2004年 28 36 勝率 43%
2005年 48 58 勝率 45%
2006年 40 68 勝率 37%
2007年 33 33 勝率 50%
2008年 35 36 勝率 49%
2009年 52 44 勝率 54%
2010年 39 44 勝率 46%
2011年 69 59 勝率 53%
2012年 51 56 勝率 47%
2013年 82 76 勝率 51%
2014年 60 55 勝率 52%
2015年 93 83 勝率 52%
2016年 44 35 勝率 55%
2017年 81 54 勝率 60%
2018年 102 57 勝率 64%

日本vs中国

日本vs中国だとこんな感じです。圧倒的に負けていますが、2018年はぐっと勝率が上がっていますね。2001年も25%と高い勝率ですがデータ数が少ないので無視してください。


システムができたらサイトを公開したい

このシステムはまだ作りこむ必要がありますが、ある程度は形になってきました。完成したら公開したいなあと考えています。上のデータ以外にも「日本vs中国」で検索すると、以下のようなデータも出力されます。

vs XU Xin 3勝 54敗
vs FAN Zhendong 2勝32敗
vs WANG Liqin 0勝27敗

日本選手はFAN Zhendong(ファンジェンドン)相手に2勝32敗ってことですね。
WANG Liqin(王励勤)には全敗のようです。
中国強すぎ!

卓球Naviさんでも似たようなデータがありますが、ダブルスも入っちゃってるのでちょっと見づらいと感じていました。
「シングルスのみ」とか「ジュニアカテゴリーを除く」とか「格の高い大会のみ」などなど、細かく条件を指定して戦績を検索&集計&グラフ化できれば面白いかなと。

需要があるかどうかはわかりませんが、コツコツ作ってそのうち公開したいと考えています。おわり。