平成の卓球王・水谷隼がついに引退宣言

ついにこの時が来てしまいまいた。

2019年4月13日に行なわれた世界選手権2019の記者会見で、水谷隼は東京オリンピックを最後に引退することを宣言しました
もし東京五輪の代表になれなかったら、今年いっぱいで引退するとも発表しました。

原因はやはり目のことでしょう。見えないボールで卓球をやっていても楽しくないだろうし、今まで以上に辛い。そういう状況で水谷のモチベーションを唯一支えているのが、東京オリンピックであろうことは想像に難くないです。

もし東京オリンピックに出場すれば2020年の夏が最後。
もし代表権を獲得できなければ、2019年いっぱいで最後。

ついに平成の卓球王に、引退の時が近づいてきました。

水谷の代表落ちはあるのか

大激戦の女子と比べると、男子の東京オリンピックの代表レースは比較的穏やか。張本がリードして、それを水谷と丹羽が追いかける展開です。

張本
-
-
水谷 丹羽
-
-
大島 吉村兄弟
上田 森薗 吉田など

4番手以降がちょっと伸びてくる感じがしないので、水谷の代表入り確率は高いようにも思えます。

2012も2016も土壇場で逆転があった

しかし過去のオリンピック選考レースを振り返ると、代表が決まる前の9ヶ月で状況がガラッと変わっています。

2012年(ロンドン)はマツケンが3番手に入る観測でしたが、当時高校生の丹羽が急激に伸びて代表入り。
2016年(リオ)の時もマツケンが3番手かなと思われていましたが、吉村真晴と大島が一気に伸びて、吉村が代表入りしています。

最近の水谷を見ていると、どこかでガクッと成績が落ちるのではないか…という気配がするんですよね。じわじわとじゃなく、ガクッと来そうな気がする。


平成元年に生まれ、平成の日本卓球界を制覇した水谷隼。
令和元年にそのキャリアを終えてしまうのでしょうか。