20年に一度のチャンス到来!張本側の中国勢が全滅

世界卓球2019男子シングルス、歴史が動くかもしれません。

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世界卓球選手権 - Wikipedia

2005年から続く中国勢の金銀独占が崩れました。張本智和側のブロックで唯一の中国勢、許昕が3回戦でフランスのゴジに敗れる大波乱。

もし張本が勝ち進めば決勝までは中国勢とは当たらないということになってしまいました。
こいつはヤバイぜ!

中国勢残り4人の馬龍、ファンジェンドン、林高遠、梁靖崑は決勝までに潰し合うという奇跡の展開。馬龍が怪我で戦列を離れていて世界ランクが低くなったのも影響しています。

ゴジ最高すぎる。フランスに感謝してフランスワインで乾杯しようかと思いましたが、そんなオシャレなものは我が家には無かったので下町のナポレオン「いいちこ」で乾杯してます。

張本が当たる相手

張本は順調に勝ち進めば、

ベスト16 ハベソーン・アン ジェヒョンの勝者
ベスト8 ボル・チャン ウジンの勝者
準決勝 イサンス・ゴジ・ファルクあたりの勝者
決勝 馬龍やファンジェンドンらの勝者

こんな展開です。太字は世界卓球シングルスのメダリスト。まずはボルの壁を超えなければいけません。簡単じゃないのはわかってます。

でも…これは本当に大チャンス。ありえないぐらいのチャンスですよ。奇跡が色々と積み重なり過ぎている。

奇跡1:馬龍の世界ランクが低くてシードが低く中国同士討ちの可能性があった←これが大事
奇跡2:馬龍が抽選で張本側ではなくファンジェンドン・林側に
奇跡3:張本側の中国勢がコジに敗れる

こんな奇跡が同時に起こるなんて本当にありえない。

ボルも目の色を変えてメダルを狙ってくる

色めきだっているのは張本だけではありません。決勝まで中国選手と当たらない状況はティモ・ボルやイサンスらも同じこと。張本と同じぐらい気合いを入れてくるでしょう。

特に38歳ボルは今回が個人戦メダル獲得のラストチャンス。多分東京五輪で一区切りをつけるはずです。地元のヨーロッパ開催ということもあり、ホームアドバンテージもある。これは難敵になりそうです。

個人的にボルは大好きなだけに、張本vsボルを見るのは辛い…
もし張本が敗れたら、その後は全力でボルを応援します。


さあ張本。

一世一代の大チャンスが到来です。
15歳だからこれから何度もチャンスがあるなんて、そんなにスポーツは甘くない。
こういう時にしっかりメダルを掴んで欲しいです!