「テナジー09c」をボルが使っているのが観測される。粘着テナジー?
最初にまとめ:
・テナジー09cをボルが使っていた
・09は05と25の中間性能
・「c」は粘着ラバーの可能性あり
まさかの粘着テナジーの登場でしょうか。
「テナジー09c」という一般発売されていないラバーを、バタフライの契約選手ティモ・ボルがドイツ選手権で使用しているが観測されました。しかしよく見つけるよなあ。
ドイツ選手権 ティモ ボル選手
— TT equipment (@fjrjr6) March 3, 2019
新ラバー 「テナジー09c」に変更
05と25の中間の性能のようですが
「c」という文字から粘着ラバーの可能性が高いですね pic.twitter.com/toKkqW60i0
テナジー09は05と25の中間性能
テナジー09自体が存在していませんが、05と25の中間的な性能として開発されていたようです。
回転性能が高くテナジーで、もっとも人気の05。
前陣向けで、全く人気がない(笑)25。
この中間性能がテナジー09だと、卓球王国のバタフライ記事広告?に以前書かれていました。フロントライナーとかいうシリーズ記事ですね。
【テナジー09c】って
— やまけん (@yamakenttc) October 9, 2017
昔、卓球王国に載ってた
05と25の中間的な
性能なんかな〜 pic.twitter.com/1rXOoHMsrX
cは粘着?
cがなぜ粘着のことを指しているのか、ちょっと自分にはわかりませんでした。Chinese rubber=粘着ラバーってこと?
スピンアートとは何が違う?
バタフライにはスプリングスポンジを使った粘着ラバー「スピンアート」があります。福原愛ちゃんがフォアに使っていたことで有名ですね。期待のスーパー小学生、松島輝空もフォアに貼っています(バックはディグニクス05)。
スピンアートは「粘着テナジー」と言われることもありますが、あくまでテナジーと一緒なのはスポンジだけ。シートは別物でした。個人的にシートがテナジーに比べるとだいぶ弱い気がします。定価も6000円と、実質定価9000円以上するテナジーよりもだいぶ下の扱いです。
もしテナジー09cが発売されて、本当に粘着ならスピンアート使用選手はまっさきに試すでしょうね。松島輝空くんにもぴったりじゃないか。
一般発売はされるのか?
ところで一般発売はされるんでしょうか。ただのテナジー09ならともかく、粘着性のテナジー09cとなれば、世の粘着テンション使いはざわつくでしょう。翔龍・輝龍とか
テナジー09cはすでにITTFに公認されているラバー
テナジー09cは数年前にすでにITTFによって公認されています。なのでいつでも大会で使用できる条件は整っていたわけです。バタフライは契約選手向けに、一般発売前でも開発中のラバーを使わせますからね。ディグニクス80も発売前(というか発売される予定がない)に水谷が全日本で使っていました。
「すでに公認されている=いつか発売される」というわけではない
注意が必要なのは、公認されたラバーだからといって、一般発売されるとは限らないという点です。大量のラバーは発売されずに消えていきます。だからテナジー09cも一般発売されずに消える可能性は全然あります。
個人的には「なさそう」と感じる
ディグニクスという新しいブランドをこれから展開していくバタフライ。テナジーのラインナップを拡大するとはちょっと考えにくい気もする…。でも出たら絶対売れる。継続して売れるかどうかはともかく、絶対1回は試してみたい。
テナジー09c、はたして一般発売されるんでしょうか。