その後のヴェガイントロ
ヴェガイントロが発売されて2年近くになります。
「3200円でマークVとは格の違う性能を持った入門ラバー」という触れ込みだったけど、その後はどうなったでしょうか。
残念ながらマークVの牙城は全く揺るがなかった模様。
ちょっと硬い
ヴェガイントロの47.5度という硬度が爆発的には受け入れられない最大の原因ではないでしょうか。初心者にはちょっと硬い。フォアだったらこれぐらいでもいいのかな…と思った時期もありましたが、やっぱり食い込み不足で回転をかけるのが難しい場合が目につきます。
回転かけられないとマークVよりなまじっか弾むもんだから、直線的にオーバーしちゃうことがあるんですよね。
バックに使うともっと厳しい。食い込まないからドライブやブロックが安定しない。ツッツキやミートは全然いいんですけどねぇ…。うーん。うーん…。
まあ適当に打ったら入らず、しっかり打てた時だけ入るラバーは入門初心者用には最適だ!っていう考え方もあるんでしょうけど、回数をこなすっていう意味で、とりあえず入ってくれるラバーの方がいいと思うんですよ。入れとけば次また打てるわけだから。
ちょっと重い
ヴェガイントロを両面に張っちゃうと中学生にはちょっと重い。2.0mmで47g、1.8mmで44g程度が標準的でしょうか。もう少し軽いといいんだけどなあ。
「ヴェガイントロ・ライト」なんてあったら売れそう
もう少し柔らかくして45度か、思い切って42.5度にしちゃった「ヴェガイントロ・ライト」なんてどうでしょう。売れると思うんだけどな。
ってことで発売2年が経過したヴェガイントロの現状でした。GTT45など他社も3200円の打倒マークVラバーを出していますけど、なかなか現場には浸透しないようです。商売って、難しい。